lego mindstorms ev3 活用事例
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LEGO Mindstorms EV3 は LEGO の Mindstorms シリーズの新しいパッケージです。EV3のメインのコントローラーは、Linux が標準搭載され、様々な言語でロボットの開発が可能になりました。
また、NXT では外部との無線通信が基本的に Bluetooth のみでしたが、EV3 では USBインターフェースが搭載され、無線LAN の USBアダプタを挿すことで無線LANなどで外部と通信することも可能になりました。
搭載される OS が Linux になったことで、これまでよりもさらに柔軟に、かつ高度なロボット開発が可能になりました。
このドキュメントでは、LEGO Mindstorms EV3 上に OpenRTM-aist を搭載し、ロボット制御に活用する方法、コンポーネントの開発方法を紹介します。
仕様
EV3 の外観を以下に示します。
LEGO Mindstorms EV3
EV3のコンピュータは以下の仕様になっています。
| LEGO Mindstorms EV3 仕様 | |
| プロセッサ | ARM9 300MHz |
| メモリ(ROM) | 16MB Flash |
| メモリ(RAM) | 64MB RAM |
| OS | Linuxベース |
| ディスプレイ | 178 x 128 pixels |
| 出力ポート | 4個 |
| 入力ポート | 4個 アナログ デジタル 460.8kbit/s |
| USB通信速度 | High Speed (480Mbps) |
| USBインターフェース | EV3同士の連結可能 (最大4台) Wi-Fi通信ドングル利用可能 |
| SDカードスロット | Micro SDカード 32GBまでサポート |
| スマートデバイス接続 | iOS, Android, Windows |
| ユーザーインターフェース | 6ボタン, イルミネーション機能 |
| プログラムサイズ (ライントレースの場合) | 0.950KB |
| センサー通信性能 | 1000 回/秒, 1ms |
| データロギング | 最大 1,000サンプリング/秒 |
| Bluetooth通信 | 最大7台のスレーブと接続可能 |
| 動力 | リチャージブルバッテリー または、単3電池 6本 |
なお、EV3では、リチャージブルバッテリーが同梱されています。スペックは下記のとおりです。
| 電池の種類 | リチウムイオン |
|---|---|
| 容量 | 2050mAh |
| NXT DCバッテリとの互換性 | なし |
| NXT DCアダプタでの充電 | 可能 |
| 単三電池で動かした場合との比較 | 単三電池を利用した場合より充電式 DCバッテリーのほうが長く動く。 |
| 充電時間 | 4時間(フル充電の場合) |
このBookの概要
このBookでは OpenRTM-aist で RTコンポーネントを開発・実行するための環境構築方法、便利に使うためのノウハウ、移動ロボットの制御や IO の利用方法などを解説します。
- チュートリアル(EV3)
- SD カードの準備
- EV3 および ev3dev の初期設定
- サンプルコンポーネントの実行
- 開発環境の構築
- EV3 デバイスの利用
- python-ev3dev の利用
- EV3デバイス C++ バインディングの利用
- EV3用RTCの作成 (Python編)
- EV3デバイスの操作方法について
- Educator Vehicle用 RTC のインストール (EV3)
- サンプルの RTシステムの実行
- 自作の RTC で制御
- EV3 を無線LANアクセスポイントとして動作させるまでの手順
- TETRIX の利用方法
- シミュレーター利用方法
- チュートリアル(RTM講習会)
- 組み立て方
